みく太LIFE

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ホテル勤務の僕が思う「GO TOキャンペーン」の必要性・疑問点

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いよいよ7月22日より開始される「GO TOキャンペーン」

このキャンペーンの目的としては、昨年末から大流行した新型コロナウイルスにより観光業・宿泊業・イベント業が大打撃を受けたことの対応策として、補助金を活用して消費者の需要を高めて経済を立て直していこうという施策になります。

僕は、現在九州のどちらかと言えば田舎の方のホテルに勤務しています。

宿泊のほかにも地域の企業の宴会や法事・お祝い事などで長年この地域ではとても重宝がられていました。

しかし、この新型コロナウイルスの流行とともに客足が遠のき、前年比と比べると壊滅的な状況になっています。

現在は、出張関係の宿泊や小規模の宴会は少しづつ以前と同じくらいに戻ってきましたが、学生の団体宿泊・大規模な宴会はまだまだ厳しい状況が続いています。

そんな中で、始まるこの「GO TOキャンペーン」は本来ならばホテル業にとってはお客様の賑わいを取り戻すためのチャンスになるはずです。

しかし、来週からに迫ってきたこのキャンペーンですが、どちらかというと

否定的な意見が多く目立ちます。

様々な要因がありますが、主に

・首都圏を中心にまだまだ感染者が多く発生している

・地方は落ち着いているが、下手すれば地方も感染拡大する恐れがある

・先日の大雨により被災した地域の支援のほうが優先では?

と言ったように「まだこのキャンペーンを実施すべきではない」という声が多いのが現状です。

しかし、国は「GO TOキャンペーンを延期・中止する予定はない」として予定通り7月22日より開始するとの姿勢を貫いています。

実は、ホテルに勤務している僕もこのキャンペーンの必要性についていろいろと思うことがあります。

① 「GO TOキャンペーン」の概要が把握できていない

 急遽前倒しになったこのGO TOキャンペーンですが、正直複雑です。

このキャンペーンに対する書類がホテルに連日送られてきますが、概要は徐々に把握出来てきましたが、いまいち腑に落ちないというかまだまだ疑問が残る点があります。

しかも、来週から開始の予定にも関わらず未だに

”検討中”

”近日中にお知らせする

という部分もあり、本当に大丈夫かという不安もあります。

毎日、部署内でGO TOキャンペーンについて議論していますが、いまだに不安は残ったままです。

個人的にはもう少し具体的に内容が決まってから開始したほうが良いのではないかという思いがあります。

 

② 正直、キャンペーン効果を期待できない部分もある

 キャンペーン自体は旅行者にとっては費用を抑えることができるなどのメリットがありますが、果たしてこの状況で急に旅行に行こうと多くの人が思うのかも疑問です。

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GO TOキャンペーンの概要

僕も旅行で様々な地域を訪れることが大好きなので、昨年までは友人と1年に1回以上は国内旅行をしていました。

しかし、現在は旅行に行きたい気持ちもありますが、もう少し様子をみようと思っています。

やはり、自分が旅行をしてことにより万が一ウイルスに感染した場合に家族・職場・地域にまで影響が及ぶ可能性があります。

僕のような考えを持っている方も少なからずいるかと思います。

今のところお盆の帰省のお客様の予約も前年に比べると減少しています。

先日も

「予約していたが住んでいる地域で感染者がでたので、広げるためにはいかないのでやむを得ず今回の帰省は中止します」

と宿泊予約のキャンセル連絡がありました。

また、今年は学生の夏休みの期間も短くなっており、今このキャンペーンを開始しても夏場のお客様の流れは期待しずらいと思います。

 

③ 本心はぜひキャンペーンを利用して来てほしい!!

 GO TOキャンペーンの必要性のマイナス部分を書きましたが、もちろん本心はこのキャンペーンを利用して多くのお客様に来てほしいと思っています。

また、このままでは観光業・運輸業・イベント業に従事している人の生活までが崩壊する危険性もあります。

実際に僕も会社が休業手当を利用するために休みが増え、その分給料も数万円単位で減っています。

特にこのような職種はお客様の数がダイレクトに売り上げに影響します。

その為にはこの状況がもう少し落ち着くまで、キャンペーンの概要が事業者・消費者に浸透するまでは延期もありなのではないかと思います。

その方が、事業者側も消費者側もwin-winな状態で経済を回すことができるのではないかと考えます。

しかし、これはあくまでも理想で実際がこの状況が収束するのにはまだまだ長い月日がかかると思います。

ホテル側は徹底した消毒・密にならない会場設営・工夫した料理提供を日々模索しながらお客様が来ることを心待ちにしています。

その為の今回の「GO TOキャンペーン」

制度自体は素晴らしいものなので皆が納得してくれる形でうまく活用できればと願っています。